3,4年前に、
金曜ロードショーで放送されていた
『千と千尋の神隠し』
相方さんと一緒に観ていた時のお話です。
千と千尋の神隠しが、
映画館で上映されているとき、
相方さんとは、まだ出会っていませんでした。
相方さんとお付き合いをするようになり、
一緒に住み始めて、
驚いて、笑ったことのひとつに、
坊中のねずみをお互いに持っていたことでした。
わたしが、
千と千尋の神隠しを好きになったのは、
坊中のねずみのかわいいところがきっかけでした。
とくに好きなシーンは、
千尋が手を差し伸べるも
坊中のネズミと湯バードのハエが
プイっとして、千尋を通り過ぎるシーンが好きです。
金曜ロードショーで、
『千と千尋の神隠し』が終わり、
わたし 「やっぱり、このジブリ好きだわ~」
すると、
相方さんが、
「ジブリの中で、この作品がいちばん何を伝えたいのか分からない。」
え?
伝える?
その観点から、映画を見ていなかった私。
おもしろい
おもしろくない
ひかれる
ひかれない
なける
なけない
など。
何を伝えたいのか。
から、作品を観ることがなかった
わたし。
映画評論家でもないし、
作品は、
100人観て、100人の答えがあっていい。
ただ、
この金曜ロードショーで放送されたとき、
すでに、わたしは、瞑想を体験していました。
そんな、わたしが、
「何を伝えたいのか」から
千と千尋の神隠しを観てみました。
すると、
こんな妄想が出てきました。
千尋→本当の自分
千→わたし
千尋のお父さんとお母さんが食に夢中で豚にされる→
食べることが幸せだと錯覚していると己を忘れる
(何もなくても今が幸せを知っていての食の幸せとは違う)
カオナシ→エゴ(執着)
エゴは、人がお金を欲することを知っている→
カオナシが油屋のみんなに金貨を配り、エゴを大きくしていく
(千尋に気に入られたいというエゴ(執着))
エゴは、人が物を欲するのを知っている→
カオナシが油屋のみんなに宝石を配り、エゴを大きくしていく
(千尋に気に入られたいというエゴ(執着))
カオナシ(エゴ)が、ついに!千尋(魂)に近づくことができる。
いつものように、千尋に金貨を与える。
ところがどっこい、
千尋(本当の自分)は断ります。
カオナシ(エゴ)が大暴れします。
だが、しかし、それもお風呂に入ると
なんということでしょ~(ビフォーアフター風)
エゴ(執着)はおとなしくなる。
千尋(本当の自分)は、ハク(神)を助けようと頑張ります。
千(わたし)のおかげで、
ハク(神)は自分が「コハク川」の神だったことを思い出します。
千(わたし)は、ハク(神)を助けることに必死で、
自分が「千尋(本当の自分)」だということを
忘れそうになっていたことを
ハク(神)のおかげで思い出します。
千(わたし)は、千尋(本当の自分)を忘れてしまわず、
本当の自分を取り戻したことで、
千尋のお父さんとお母さんも己を思い出します。
そして、最後にハク(神)は伝えます。
絶対、後ろを振り返ってはいけないよ。と。
そんなことをしている間に、時間は過ぎていました。
そう、
これは、宇宙の法則を伝えている。
そう、
わたしは妄想したのでした(笑)
わたしの父が、まだ、若年性アルツハイマー病になる前に
わたしに伝えてくれたメッセージがありました。
「過去を振りかえ始めるとおしまいやな」
父が、何気ない時に、ふと言葉にしました。
なぜか、この言葉は今でも覚えています。
もし、わたしと同じで、
小さい時からお母さんがいなかった人や
両親がいなかった人
両親との和解が、○○を引き寄せる
そんなことを聞き始めるかもしれませんけども
一緒にいなかろうが、
この世を卒業していようが、
そして、その卒業に後悔があろうとも
大丈夫です。
すべては、自分ですから。
自分が自分を忘れなければ、
いなくても
卒業していても
和解は出来るそうですよ。
今日は、
久しぶりに眠れませんでした。
昨日、ふと思った事を行動しました。
だから、大丈夫です(^^)
これは、エゴが密かに暴れしてるってことですから。
それでも、
わたしは、寝て、瞑想します。
わたしは、わたしらしく
この人生を生きたいから(^^)
ハクが自分のことを思い出した瞬間、
うる覚えですが、
千尋の涙で思い出したような記憶があります。
海、川、お風呂、涙、の永遠はなんでしょうか。
全て「水」です。
永遠か永遠でないか。
宇宙の法則。
実は、義務教育の中に隠れていました。
宇宙の法則としては習ってはいませんが。
さぁ、
朝ですが、寝ます(^ ^)